泰阜村南部に残る民俗芸能の榑木(くれき)踊りは、毎年8月に泰阜村温田(ぬくた)にある南宮神社で開かれます。

江戸時代の慶長年間から続いているもので、国の選択重要無形文化財に指定されています。この地方は耕作地が少ないため、米の代わりに、屋根板として重宝される榑木を年貢として納めており、この年貢の完納のお祝いとして始まったものです。

音頭取りの掛け声に合わせ笛や太鼓、鉦を打ち鳴らし、唄と踊りを奉納します。夜には笠破りが行われ、打ち上げ花火、仕掛花火、大三国が彩を添えます。