福島市南側にある松川町金沢地区には黒沼神社という神社があります。そこでは毎年旧暦の11月16日から18日にかけて「金沢の羽山ごもり」という行事を行っています。

厳格な掟や作法がありその伝統を引き継いでいます。初日に行われるヨイサアの行事のみ一般公開されています。
鉢巻にふんどし姿の男たちが豊作を祈願し田遊びを行います。

2日目は、最終日に羽山の神前へ備えるお峰餅をつきます。この際、冠と呼ばれる手ぬぐいを被り、藁をくわえながらふんどし姿で行います。

最後は早朝から羽山へ向かい、神の託宣を受けます。
国指定重要無形民俗文化財となっている他にはないお祭りです。