長野県南佐久郡小海町にある松原諏方神社では、夏に「御射山祭り」と呼ばれる少々変わったお祭りを開催しています。

これは小学生から中学生の地元の子どもたちと宮司、総代が神事を行い、その後自らの力だけで助け合いながら神社に泊まる、というものです。
神のお守りのために泊まるこの儀式、夜が明けると祝詞があげられ、盛大にご馳走をいただく儀式が行われます。

かつてはこの儀式により、狩りの成功と戦の勝利を祈っていたとされていますが、現在は人々の暮らしに即して五穀豊穣などを祈願しています。