蛇も蚊も祭りは、横浜市鶴見区生麦で江戸時代から続く伝統行事。無病息災や子供達の健やかな成長を願う、横浜市の無形民俗文化財。
詳しい由来ははっきりしません。およそ300年前、この一帯で疫病が流行。カヤで作った大蛇に悪霊を封じ込め、海に流して疫病を払おうとしたことが始まりとも言われています。

「蛇も蚊も出たけい、日和の雨けい(じゃもかもでたけい、ひよりのあめけい)」という独特のお囃子とともに、かやで作った全長20mの大蛇が町中を練り歩く姿は壮観。他では見られない、独特の祭りとして有名です。
かつては生麦全体で行われていましたが、現在は本宮地区と原地区の二箇所に分かれて行われています。