「金崎宮 御船遊管絃祭」とは福井県敦賀市にある金崎宮で、毎年10月20日に行われるお祭りです。

1336年(延元元年)10月、南北朝の戦いで尊良(たかなが)親王と恒良(つねなが)親王は金ヶ崎城に籠城していました。
一旦兵が退いた20日に、2人の親王を慰めようと管絃の船を敦賀湾に浮かべ、紅葉を愛でて月を賞したという逸話がもとになっています。

現在ではその宴を模して、みこしを漁船に乗せて船上で楽を奏で、故事を偲んでいます。