六月八幡神社は六月村の鎮守で、隣接する炎天寺が旧別当です。
炎天寺は小林一茶が「やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり」
などの名句を詠んだことでも知られる有名なお寺です。

六月八幡神社で行われるゆのはなまつりでは毎年、
六月町、東六月町、平野町などの方が集まり、
宮司が振る笹から飛び散る水滴を浴びることで、無病息災や豊作を祈願します。

これには、大釜の湯に浸した笹の葉の滴(したた)りを受けて身を清め、心のけがれを払い、
災(わざわ)いを取り除く「露(つゆ)はらいノ儀」という意味があります。