静岡市の大河内地区平野に伝わる盆踊りで、静岡県の無形民俗文化財に指定されています。男踊り、女踊り、中踊り、送り出しで構成されていて、現在伝承されているのは男踊り、女踊り、それぞれ6演目ずつです。

先祖の霊を盆踊りの輪の中に迎え入れ、最後に送り出すという盆踊り本来の意義が伝わる盆踊りです。お盆の夜、会場の少林院の境内にはこきりこやささらを手にした住民らが集まり、どこか哀愁を感じさせる唄に合わせて踊ります。