毎年8月お盆の時期に、陸奥市川内町内で、川内ネブタ祭りが開催されます。

川内町は江戸時代に、往来する北前船の積荷税を徴収する湊だったので、活気ある街でした。

青森県内には地域ごとに、工夫をこらしたねぶたがありますが、川内のねぶたはラッセラーラッセラーとヤーレヤーレの掛け声で、町内を練り回ります。

町内にある7台のねぶたは祭りのクライマックスに庁舎に集結します。

祭りでは浴衣姿の若者が、太鼓や笛の囃子に合わせて壮大に練り歩きます。

毎年大勢の人が訪れて、この町のねぶたを楽しみます。

夜になるとねぶたに灯された光が、色とりどりに輝いて沿道をとりまく観客の歓声と拍手喝采になります。

東北の夏の夜空に、お囃子が鳴り渡り思い出になる時間を過ごせます。