鳥取県倉吉市生田では毎年旧暦の小正月に「生田の管粥神事」が行われます。

「管粥」とは、前日に刻み目を入れた竹管12本に米を入れて煮たてておき、翌日にその竹管を一本ずつ包丁で割り、中に入っているお粥の量でその年の豊作物の豊凶を占う行事で、市の無形民俗文化財に指定されている伝統行事です。

竹管に入ったお米を煮たてる前に、倉吉八幡神社にて祝詞・お祓い・玉串奉納が行われ、こもり堂で夜まで粥を煮ます。
それをその年の神事を取り仕切る神男が自宅に持ち帰り、神事を行います。
農業に携わる方たちにとっての重要な神事です。