平成20年から期間限定で一般公開されている枯山水の傑作「月の桂の庭」は、年に1度、2日間限定で公開されています。
「月の桂」とは月にちなんだ伝説、神仙説で不老不死の意味があるとされ、この庭石は正徳2年(1712年)に桂家第4代当主桂運平忠晴が造営したと伝えられています。
庭は白砂に石を組み合わせただけのいわゆる岩庭で、その簡素さと借景の美しさ、環境の静けさが一体となって風流な味わいとなっています。