笠に腰みの、背中には旗を括り付けた昔を思わせる衣装で舞う、吉弘楽。
奏でられるのは、舞手自らが演奏する太鼓や笛の音色です。
大分県の指定重要民俗文化財にも指定されているとあり、小さな神社ではありますが、多くの見物客が訪れます。

1年に1度、7月末に行われるこの伝統行事。
1日のうち10時と14時の2回行われています。

この舞は、稲や作物を食い荒らす害虫を駆除し、また村の男性が駆り出されている戦の勝利を祈って行われてきたといわれています。
この祈願をすることで、毎日の平穏無事を祈るという点は今も変わりません。