西堂寺本堂は曹洞宗のお寺です。境内には六角堂の地蔵尊があり、まるで海に浮かんでいるように見えます。

この地蔵尊は、昔、長者の娘が使用人との身分違いの恋を悲しみ海に身を投げ、その娘を探す網に木像がかかり、それを娘の化身として弔ったという言い伝えがあります。
その木像が赤ん坊を抱いている姿に見えたことから、この地蔵尊は「子育て地蔵」と呼ばれるようになり、地蔵祭りが開かれるようになりました。

祭り2日目には約2,000発の花火も打ち上げられ、この地域の代表的な行事となっています。