「金峯神社 王神祭」は新潟県長岡市の金峯神社で毎年11月5日に行われる行事です。

金峯神社の歴史は古く、始まりは709年(和銅2年)と言われています。
長岡市西蔵王に遷座したのは1242年(仁治3年)で、元々あった産土神である又倉神社は金峯神社に合祀されました。
その又倉神社で古来から行われていたのが王神祭です。

王神祭の最大の特徴は、信濃川を遡上した鮭を宮司が直接触れないよう包刀と鉄箸でさばき、鳥居の形に整え備える行事です。
全国でも珍しいこの行事は、新潟県の無形文化財にも指定されています。