御穂神社の筒粥(つつがゆ)祭は、一年の豊作を祈ったことに始まる厳かな祭事で古代から続いています。

釜の中で五穀の粥を焚き、そこへ竹筒を入れて筒の中に入った粥の量で豊作を占います。2月14日の夜に占いを行い、翌15日に農業部、漁業部、商工・経済部の3部門に分けて結果報告をします。現在でもこの占いを信じる人が多く、ひとつの目安として地区の人々の生業と密接な関係を持っています。

15日の夕方から露店が多く並び、夜遅くまで賑わいを見せます。