久能山東照宮では年間約60ほどの行事が執り行われていますが、その中で御例祭と共に重要な位置を占めているのが春と秋の大祭です。

秋季大祭はかつて旧暦の9月17日に行われていましたが、現在は10月17日になっています。ご祭神である徳川家康公に天下泰平、国家隆昌を祈念し、併せて秋の実りに感謝するお祭りです。

巻藁式という弓道の行事、神廟前での読経といった故事に因んだ儀式、舞の奉納など、厳粛な雰囲気に包まれています。