熱海市下多賀の下多賀神社で、1月2日、市指定無形民俗文化財に指定される「水浴びせ式」が行われます。

1826年から下多賀地区で伝承される伝統儀式で、前年に結婚した若者が円満な家庭を築くように祈願します。

境内の中央に太鼓役、水役が座り、踊り手は今年ことし青年になった若衆(現在は中学生)が、唄上げの水浴びせ唄に合わせて太鼓を中心に円舞します。

踊りの途中で、前年結婚者に、祝福の海水を束ねた熊笹で海水を振りかけ、新婚家庭の繁栄を祈念、祝福します。