賀茂神社は、群馬県桐生市広沢町に鎮座する神社です。
創建年の詳細は不詳ですが、崇神天皇の時代に豊城入彦命が東国鎮護のために、山城国に鎮座する賀茂別雷神社の分霊を勧請したのがはじまりと伝えられています。

賀茂神社の境内は古墳跡で社宝には、そこから出土した古鏡や祭器、高杯などがあります。

賀茂神社に伝わる神楽は宮比講社神楽と呼ばれるもので、文化12年(1815年)に当時の神宮である飯塚伊豆正が発起したといわれています。

神楽には式舞と狂舞があり、ともに十二座で計二十四座となっている。
昭和48年に神楽保存会が組織され、青年有志が古老から受け継ぎ、例祭に奉納されています。