秩父市荒川白久・猪ノ鼻地区の鎮守熊野神社の夏祭りが7月に行われ、付け行事で「甘酒まつり」が行われます。

熊野神社に伝わった疫病や災い除けの行事で、氏子が作った甘酒を悪疫退散の願いを込めて掛け合います。

奇祭として知られるこの祭りは埼玉県選択無形民俗文化財に指定されています。

境内中央には470リットルもの甘酒が入った大だるが据え付けられ、神事が行われます。
その後、「甘酒こぼし」と言われる掛け合いが始まります。
30人余りのふんどし姿の男衆が大だるの甘酒をわき水で薄めながら掛け合います。