毎年2月1日に、代々木八幡宮もちつき大会が開催されます。
朝10時ぐらいから、定番の「代々木もちつき唄」を唄いながら、餅つきを行います。一般の方の飛び入りもでき、先着順でおもちも配られます。。
この時に唄われる「代々木もちつき唄」は、平成17年度に渋谷区指定無形民俗文化財となりました。

昔からこのあたりでは、農家が、5、6軒を一単位として共同で餅つきを行う習慣があり、「もちつき唄」は、餅をつく前段のこねる作業の時に唄われていました。しかし、時代の変化と共に、次第にもちつきがおこなわれなくなりました。もちつきや、もちつき唄が忘れ去ら去られること惜しんだ有志がその唄を保存しようと集まり、「代々木もちつき唄保存会」を結成しました。

もちつき大会でつかれたもちは、代々木八幡宮で行われる2月3日の節分祭に、福餅として豆と一緒にまかれます。