「チョンガレ」とは、念仏聖の願人坊主が鉦をたたき諸国を歩いた際の音曲で、五ヶ地区のそれは俗に「種チョンガレ」といわれています。

五ヶ地区は種籾生産地として知られる庄川町種田にあり、稲穂を買いに来る種替さんで賑わう情景をチョンガレに詠みこんだもので、盆踊りには決まってこの「五ヶ種チョンガレ」が最初に歌われます。

法正寺前と五ヶ神明社との間の広場は、砺波地方の盆踊りの一大拠点として賑わった歴史があり、保存会により今なお「五ヶ種チョンガレ」は継承されています。