毎年1月7日に催される「お松引き」は、丹波山村に古くから伝わる門松をはらう松送りの催事で、1年間の無病息災や家内安全、五穀豊穣を祈願します。

七草粥をお松様にお供えし、朝食で食べた後、玄関の松飾りを外し、熊野神社に用意された「修羅」と呼ばれる道具に松飾りを組み、道祖神までの約400mの道のりを地域住民のみならず、観光客も交えてみんなで引きます。

途中の休憩時間には、餅つきや振る舞い酒など、観光客も丹波山地域の魅力を体験できる伝統行事です。