群馬県渋川市赤城町にある宮田不動寺では、毎年1月28日に「宮田不動尊大祭」が執り行われます。

この日は、年に一度、宮田不動寺の洞窟に安置された「石造不動明王立像」(国指定重要文化財)が御開帳される日です。
当日は、近在から善男善女が集まり、堂の入り口から奥へと列を作り、間近で拝観出来ます。

高さがほぼ等身大の166㎝もある、この不動明王は、建長3年(1251年)新田氏一族の里見氏義の発願により、院隆と院快の2人の仏師に刻ませ、ここに祀ったものと伝えられています。