毎年7月の第3日曜日に行われる、子孫の繁栄と五穀豊穣・天下泰平・子孫繁栄を祈願し、奉納される太鼓踊りです。

約400年間、途切れることなく続けられてきた伝統行事で、「ザンザカザットウ」という太鼓の音から雨乞いの神事ともされています。

踊り手は、紺色竜模様の襦袢股引の衣装を着て、山王神社の使者であるサルの装いで、腰の太鼓を打ち鳴らしながら、背中に負う互いの「しない」をぶつけ合い、絡めあいながら輪になって踊ります。

兵庫県の無形民俗文化財にも指定されている、独特の踊りを見ることができる貴重なお祭りです。