兵庫県三田市にある高売布神社では、「千本搗き」と言われる神事が執り行われます。

「千本搗き」とは、その年の一年間で結婚、または子どもが生まれた男性が集まり、礎場搗唄を歌いながら御備え餅を搗くという神事です。
兵庫県の指定無形文化財にもなっている「千本搗き」、ひとつのうすを囲み長い竹の棒を持った男性が、力を合わせ器用に高々と餅を掲げます。

単純に餅を搗くだけではなく、喜びと感謝の気持ちが表れているように感じます。