明治のころ天災や病害虫で農作物に大きな影響が続き農民が非常に困り、有志が相談し農作物で神輿を作り、氏神様に献上し五穀豊穣を祈願しました。
以来、色々と工夫と改良をを重ねて、現在では野々市市本町二丁目の若連中が中心となり、この「野菜神輿」で市内を練り歩き、布市神社の秋季例祭にて奉納されています。

稲穂で葺いた神輿の屋根の一番上には同じく稲穂でできた鳳凰が据え、飾りは野菜を使った自然美溢れるもので全国的に珍しいもので、その重さは1tを超えます。獅子も繰り出し、祭りは一層華やかになります。