市比賣神社のご祭神は五柱すべてが女神とあって、女性の守り神・女性厄除として全国の女性から厚い信仰を受けています。そのため桃の節句である3月3日はとても重要で、ひいな祭りが盛大に開催されます。

この日の市比賣神社では大きなひな壇を造り、十二単姿のひと雛が勢ぞろいし、五人囃子が奏でる雅楽が流れる中三人官女の舞が披露されます。投扇興、双六、ひな茶の接待など平安貴族の遊びも披露されて雅な雰囲気に包まれます。