歳旦祭は戦前の祝祭日の小祭日の一つで、現在では元日に宮中三殿で新年を祝う祭祀のことで、各地の神社でこの日は歳旦祭りが開催されます。

皇室と深い繋がりがある京都大神宮でも1月1日に開催され、皇室、国家、国民、氏子、崇敬者の繁栄、世界の安泰、五穀豊穣などが祈念されます。

その年の神様を新たにお迎えするのにふさわしい雰囲気で、「一年の計は元旦にあり」という諺もあるように、献饌や祝詞など元旦を感じられる静かで厳かな「和」の行事です。