田原凧まつりの2日目に行われる「けんか凧合戦」は、初日の「初凧」と共に田原市の無形民族文化財に指定されています。
田原凧は横長で、縦に糸が2本付けられているだけです。そのため、上下左右に上空を自由自在に動き、互いにケンカすることが合戦の魅力です。竹の張りにピンと張ったテープが風を受けて、独特の「うなり」が鳴るのも田原凧の特徴です。

各チームが赤組・青組のいずれかに属し、それぞれのエリアから凧をあげます。
上空で待機していた凧は、相手を見定めると1対1で戦いを挑みます。凧の操作で相手の糸を切り、切ったチームにはポイントが与えられます。計10回戦でポイントを競います。
各チームの気合いの入った戦いは、観る人をもアツく惹きつけます。
合戦の後は、餅投げも開催されます。