中野白山神社十日祭は、毎年1月の第2日曜に行われる祭事で、約600年前から伝わるとされています。以前は1月10日に行われていたことから、十日祭と呼ばれています。
地区内安全、五穀豊穣、家内安全を願って地区の人たちが集まり、禊をして体を清めた3人の盛松と呼ばれる結婚前の男性を中心に進められます。
このとき、最年長者が白山神社の社宝として伝わる釈迦十六善神画像(県指定文化財)、次の者が大般若心経文の版木を、いちばん若い者が災難厄除けのの午王宝印の版木を収めた3つの箱を捧げ、地区内を回ります。
盛松が箱を持ち巡る事から「お箱さま」とも呼ばれています。