六波羅蜜寺は、空也上人が開いた寺院で西国三十三所の17番札所となっています。上人は踊りながら念仏を唱えれば誰でも極楽浄土へ行けると説きました。あまりにも有名な踊り念仏を唱える空也像も六波羅蜜寺にあります。

この空也踊躍念仏の行事は、京都に疫病が流行った際、空也上人が人々の救済を願って始めたことが起源となっています。

現在では12月13日より31日まで毎日16時から約30分間、一年の罪を消し去り、新年を迎える行事として本堂で執り行われています。なお、12月31日は非公開です。