施餓鬼とは、飢えと渇きに苦しむ餓鬼に飲食を施し、仏に供養することによって餓鬼を救済し、長寿を願う仏事です。特に川辺で死者の霊を弔うことを川施餓鬼といいます。
正連寺では法要を済ませた後、正連寺川に何艘もの船を浮かべ、僧侶をはじめ参拝者が乗り込み、約300年前から行われている川施餓鬼が執り行われます。水死者の法名を記した経木や、供物などを川に流し霊を弔います。精霊流しと同じような意味合いがあるようです。