毎年2月3日の午前11時、午後2時の2回にその年還暦の年男、年女が多賀大社の特設舞台より、福豆、福餅をまきます。この節分祭の前にまず島根県の因原地方の「鬼の舞」が奉納されますが、この舞は島根県因原神楽団によって披露されます。
3人の鬼が現れ、人々が親しんでいる掛け声の「鬼は外、福は内」と供にこの鬼たちへ、福豆と福餅をまきます。
節分は俗に鬼やらいや厄落とし等とも呼ばれ、疫病等をもたらす悪霊を追い払う儀式で、始まりは平安時代の宮中行事とされています。