君津市にある白山(はくさん)神社は、とても歴史のある神社。
社伝によれば、壬申の乱で敗れた大友皇子がこの地に逃げ延び、自刃したとされています。
天武天皇13年(684年)にし社殿を造営、皇子を祀り田原神と称したのが白山神社の始まりとされています。
隣接して白山神社古墳(千葉県指定史跡)があります。

白山神社の祭礼は、山車に乗った神楽獅子の練り歩きからスタート。各地の神楽を招いて、最後は神社に戻ります。
白山神社の本殿に続く扉が開かれるのは、一年に一度この日だけ。
神社境内で各地区の神楽演舞の奉納が行われた後は、お餅やお菓子が振る舞われます。縁起物のお菓子を手に入れようと、争奪戦になります。