春日大社に2000基あるといわれる石燈籠と1000基の釣燈籠に一斉に火が灯されます。

この行事は、約800年前から行われてきたといわれ、3000基ある燈籠は長い年月をかけて、藤原氏の親族をはじめとした多くの国民から奉納されたものです。

万燈籠が行われるのは、2月の節分と夏の中元万燈籠(8月14日15日)があり、中元万燈籠では本殿の前で舞楽の奉納が行われます。
本殿前の燈籠に点火されると、続いて回廊や参道の燈籠に次々と火が入れられます。釣燈籠の透かし彫りが浮かび上がると、幻想的な雰囲気に包まれます。