大償神社で神事が行われた後、「神楽の館」にて神楽の奉納が行われます。

大償神社は早池峰神社のある岳より12キロほど下流にあり、岳神楽とともに大償神楽を早池峰神楽として今も伝えています・
早池峰の山岳信仰は807年(大同2年)、田中兵部らが早池峰山頂に姫大神を祀ったことに始まり、田中兵部はこの地域に里宮の田中明神を建立し、その後神主によって、大償の別当に伝えられたといわれています。別当家には1488年の伝授書があり、このころには成立していたと考えられます。