砂子畑鹿踊は、釜石市北西部の栗林地区に伝承される伝統芸能で、毎年お盆の時期の丹内神社の例祭のほか、釜石市郷土芸能祭でも見ることができます。

約330年前の元禄年間に栗林町沢田に住み着いた房州出身の唯喜伝治が、砂子畑の若者に伝えたのが始まりと言われています。

市の無形民俗文化財に指定されている踊りで、丹内神社の例祭では、鹿踊のほかにも丹内神楽、砂子畑子踊り、砂子畑道々虎舞などの貴重な芸能が同時に披露されます。