栗原市一迫で、毎年節分の夜の恒例行事となっている「春を呼ぶ裸たるみこし」は、無病息災・交通安全・五穀豊穣を祈願する祭りです。
参加者たちは祭りの無事を祈って、神官からお祓いを受けたあと、花火の合図で出発します。
さらしに足袋姿の若者と厄年男が中心に、酒だるを積んだみこしを担いで商店街を練り歩きます。

沿道からは「鬼は外、福は内」の掛け声とともに福豆がまかれ、みこしやその担ぎ手には厄落としの水が掛けられます。身も凍るような寒空の下、体から湯気を出しながらみこしを担ぐ姿は勇壮です。