大興善寺は、奈良時代の高僧行基がこの地にて草庵を結び、十一面観音菩薩を刻んで安置させたことが始まりと伝わる名刹です。

現在ではつつじや紅葉が美しい寺院として知られており、「つつじ寺」の別名も持っています。4月下旬からは約5万本のつつじが一斉に咲き誇り、山一面を覆い尽くします。

その時期に合わせて「つつじまつり」が開催され、寺院までの参道にはつつじの苗木をはじめ特産品や土産品を販売する出店が立ち並び、大勢の人で賑わいます。