多久聖廟では毎年大晦日に「お火たき」が開催されます。青竹や木で組み上げられた「お山」に神職が点火すると、またたく間に10メートルを超す炎が上がり、この火にあたると罪や穢れが浄められると言われています。

また、大晦日から1月3日までは普段閉じられている多久聖廟の正門の扉が開けられ、孔子像を拝むことができます。

人々は家内安全や無病息災を願い、また儒学の祖であり学問の神様とも呼ばれる孔子様を祀る孔子廟であることから、合格祈願の参拝者も数多く訪れます。