多賀神社の夏越祭り奉納山笠・須賀神社奉納山笠として、7月の下旬に毎年行われる「直方山笠」は、400年を越える歴史を持つ伝統芸能です。

もともとは、秋の実りを祝うお祭りとして行われる御神幸として平安時代に始まり、江戸時代に直方藩主によって再興された直方山笠は、近年は無病息災を祈る多賀神社の夏越祭と、須賀神社の祗園祭に合わせて行われています。

直方山笠は、4地区の4つの山笠がありそれぞれ特徴的です。特に夜間、提灯あかりやLEDで装飾された山笠が大きく前後に揺れる「がぶり」はお祭りの最大の見所です。