1501年に武田筑後守光長が宮中の御的始式を伝えたのが起源とされており、500年以上にわたって受け継がれている行事です。

毎年1月11日午後6時から、射手2人組3番6射をなし36本の矢で直径5尺8寸(約175㎝)の大的を射て、その年の悪魔災難を払い清め、島内の平安と無病息災を祈願します。

35本の矢が的中するとき、「満つれば欠ける」との戒めにより、最後の1本は故意に外されます。
かがり火の中で、射手が仰け反りながら弓を引く姿は見ごたえがあります。