毎年5月1日に、愛媛県今治市古谷に鎮座している多伎神社で執り行われている祭礼です。

無病息災、家内安全、豊作を祈願して、笹竹に子どもの衣装を着せた「笠鉾」を手にして「マーマイソ・カーカイソ牛馬が繁盛するように」などと唱えながら殿内を3周、社殿を1周回ります。

藩政時代に、山口村で牛馬の疫病が流行し農家の大切な多くの牛馬が死んでしまい、それ以後牛馬の疫病を封じるために始まったといわれています。

御祭神に、須佐之命・多伎都比売命・多伎都比古命が祀られています。