信濃宮は、現在の大鹿村に三十年以上居住された宗良親王(後醍醐天皇の第八皇子)をお祀りした神社で、周辺には史跡も数多く残されています。

宗良親王が編纂されたのが「李花集」ということで、平成元年から信濃宮のお祭りを「李花の祭り」と呼ぶようになりました。

お祭りでは太鼓の音が響く中、氏子・巫女が参列して式典が執り行われたあと、和歌・短歌・詩吟の奉納と続き、最後に美しい笛の音と共に信濃宮に伝わる舞踊「李花の舞」が奉納されます。