会津若松最大のお祭りが、秋に行われる「会津まつり」です。三日間かけて行われ、会津若松中が盛り上がります。

そんな会津まつりの開始を告げるのが「提灯行列」です。市内16地区の子供会のみなさんが参加し総勢5000名がゆらゆらと揺れる提灯を手に鶴ヶ城から神明通りを行進します。

これは、朝敵とされてしまった会津藩が、昭和3年、会津松平家の松平節子様と秩父宮雍仁殿下(昭和天皇の弟宮)のご結婚により名誉復権となった際、里帰りされた勢津子様ご一家を、多くの市民がお祝いの意を込めて提灯を手にお迎えしたことが由来となっています。