2年に一度(西暦の奇数年)に開催されている美田八幡宮の田楽。室町時代から行われている伝統ある祭礼で、国の重要無形文化財にも指定されています。

祭礼は「神の相撲」「十方拝礼」「田楽」の3部構成ですが、中でも伝統芸能としての特徴を良く残しているのが「十方拝礼」です。

十方拝礼は、幾度も礼拝を繰り返す所作と掛け声からその名が付いたと言われており、国家安全や五穀豊穣、子孫繁栄のために、田楽法師によってこの地に伝えられました。