静岡県熱海市下多賀の小山毘沙門堂で、1月3日早朝に「毘沙門堂 例祭」を開催します。

毎年、普段は見られない「毘沙門天王像」が、ご開帳されます。

鎌倉時代を代表する仏師運慶の作と伝えられる像で、ご開帳は年に1回、1月3日午前5時半から6時半までの1時間だけ一般に公開されます。

富西寺の住職の読経とともに御簾(みす)が上げられと、参拝者たちは毘沙門天像に手を合わせ、家内安全、商売繁盛などを祈願します。

縁起物のだるまの販売もあり、夜明け前にもかかわらず、多くの人が拝顔に訪れます。