新潟県魚沼市にある八坂神社。
ここはかつて、新潟=越後を統治していた戦国武将、「長尾政景」の配下にありました。
彼は近くにあったとされる「坂戸城」の城主であり、したがってここは戦に対する攻撃拠点でもあったとされています。

長尾政景は、戦に勝てる人材を育てるため、この地域で「婿の胴上げ」という儀式を開催してきました。
春祭りであるこの日、前年に婿となった男性をはじめ、結婚した男性方をみなで胴上げするこの儀式。

この儀式を経て、立派な農兵となった彼らは、戦で活躍したとされています。