大分県の無形民俗文化財にも指定されている山下岩戸楽は、山下大御(おおみ)神社で毎年9月に開催される秋の例大祭で奉納されるもので、五穀豊穣などを祈る踊りです。

神社での神事の後、地区の6つの集落から集まった子供や大人が衣装をまとい、太鼓や笛に合わせて練り歩く「道楽」、神社に到着した後に行われる「庭楽」を披露します。

また、勇壮な棒術やコモラシと呼ばれる子供の舞も見どころとなっており、楽のあとにはスコップ三味線や地元の余興も発表されます。