『お取越し』は、毎年12月11日から16日までの6日間にわたり、宇佐古刹市の本願寺四日市別院にて行われます。

由来は、浄土真宗の開祖である親鸞聖人の命日1月16日であることから、浄土真宗の・本願寺で1月9日より16日まで行う御正忌、報恩講という法要を、四日市別院とはじめとする別院では、一ヶ月早めて12月に開催することから、この名称がつけられています。

京都の本山では、1月16日より報恩講を勤修されますが、他の寺院でもその日に報恩講をしてしまうと、本山の報恩講に参拝できないということから、一ヶ月日程を繰り上げています。