那谷寺では12月に、本尊十一面千手観音像のほこりや汚れを祓い清める行事が行われます。

お身ぬぐいとして知られ、この地域の冬の風物詩になっています。

那谷寺の住職を始め、僧侶や檀家の人たちがお身拭いをします。

観音様は高さが7~8メートルもあるので、観音様の周りに足場を組んで、午前10時ころからお掃除が始まります。

きれいに掃き清められた観音様に数日かけて、鏡餅や正月のお花をを供えます。

また三面大黒様を本殿に安置して、正月を迎える準備が整います。

毎年初詣には県内外から4万人以上が訪れます。